社長の小話

伊府麺

中国には「伊府麺」という麺があります。

これは、小麦粉と卵で作った麺を油で揚げたものです。

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調理する時には一度お湯で戻してから使います。

あの日清のチキンラーメンは、この伊府麺を元に開発されたといわれています。

さて、この「伊府麺」の名前の由来ですが、

「清朝の文人官僚、伊秉綬(い・へいじゅ)の家(府)の名物料理だったのでこの名がついた。鶏のスープを張った土鍋で具と一緒に伊府麺を煮込む。不意の来客に備えた保存食だったが、味の良さが評判になり、庶民の間に広まったという」

ということです(毎日新聞・「余録」より引用)

名字をそのまま麺の名前にするなんて、伊さん家の麺は本当に美味しかったんでしょうね

春巻皮

五十番食品の「春巻皮」は、使う時1枚1枚はがしやすいように、皮と皮の間に透明なシートを入れてあります。

このシート、機械で入れていると思っている方が意外と多いんですが、実際は1枚1枚手で入れてます。(工場見学に来られる方は皆さんびっくりされます)

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レーンを流れてくる春巻皮の上に薄っぺらいシートを1枚1枚のせていく作業は、簡単そうにみえてとても難しいです。

私も昔やったことがありますが、レーンのスピードは速いし、シートは静電気でくっついて何枚も重ねて置いてしまうしで・・・1枚1枚シートをキレイに春巻の皮の上に重ねるのは本当に至難の業でした。

手間はかかりますが、お客様に「五十番の春巻皮ははがしやすくて本当に使いやすいね」という言葉をいただくので、それを励みに頑張っています。

パンダマーク

五十番食品のロゴマークはこのパンダです。

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特に名前はないので、私は「パンダちゃん」と呼んでいます。

うちの会社の生き字引(常務)によると、パンダをロゴマークにしたのは昭和51年~52年ぐらいの、創業してすぐぐらいだそうです。

五十番にあるいろんなパンダを集めてみました

野菜

餃子や肉まんを製造している五十番食品ではいろいろな野菜を使います。

一番多く使う野菜はキャベツと玉ねぎです。

キャベツと玉ねぎは包丁で芯を切り、そのあとフードスライサーで細かくカットします。

その他にも、ニラ、ネギ、白ネギ、生姜などの野菜も使っていますが、これらは機械でカットせず、すべて手切りしています。

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細菌検査・実践!

今日、昨日納品された細菌検査器の業者の方が、使い方の指導に来られました。

シューマイの皮の検査を実際にやってみましたが、ナイフを使ったりスポイドを使ったり、まるでおままごとみたいで見てるだけで楽しかったです!

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細菌検査器セット

今日、注文していた「食品衛生検査器」が納品されました!

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これは、食品の「一般生菌」「大腸菌群」「黄色ブドウ球菌」などが検査できるセットです。

今まで細菌検査は外部の業者に委託していましたが、自社で細菌検査ができる体制を整えようと、ちょっと費用はかさみましたが(>_<)、今回思い切って購入しました!

食品の細菌検査以外にも、手指やまな板のふき取り検査もできるみたいなので、工場の衛生管理にも活用しようと思います。

肉のミンチ

餃子、包子、焼売(シューマイ)、春巻などを製造している五十番食品は、毎日肉をたくさん使います。

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鶏肉や牛肉を使っている商品も少しありますが、使う肉のほとんどが豚肉です。

使う肉は肉屋さんからブロック買いして、毎日自社でミンチにしています。

包子(肉まん)

今日、工場では手包みの包子(肉まん)を製造しました。

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五十番食品にはここ最近、特注で手包みの肉まんを作ってくれという依頼がたくさん来ます。

この肉まんも具60gに生地40gの100gの特注の肉まんで、原材料はほとんどが九州産というこだわりの肉まんです。

具の方が多いので、食べるととってもジューシーで美味しいんですが・・・しかしっ!作る方は大変です。

生地の割合が少ないので、油断すると包みながらすぐ破れてしまいます。

そこをベテランのパートさんたちが、上手に包んでいきます。

特注でオーダーされるお客様は、作り方や原材料にこだわりをもった方がほとんどです。

私たちはそのこだわりをできるだけ形にしたいと思っているので、いろいろと試行錯誤を繰り返しながら、お客様と二人三脚で納得のいくものを作り上げていきます。

なかなか1回の試作で決まることはなく、何度も何度も試作を繰り返しながら作り上げるのはなかなか大変な作業ですが、本当にお客様に満足していただける良いものを作るために日々頑張っています!

【平日】7:00~17:00【土】不定休